こんにちは!ブル氏です!

ブル相場だいすき
この記事では、オニールの編み出した銘柄選択の極意「CAN-SLIM」の1つ。
「A」: 年間EPSの増加
についてまとめていきたいと思います。
※CAN-SLIMのまとめ記事はこちらです

それではいきましょう!
年間EPSが大きく成長している銘柄を探す
前回の「C」の要素に引き続き、今回の「A」もなんとEPSについてです。
オニールがEPSをどれだけ重要視してるかがわかりますね。
「C」では「四半期のEPS」について言及がありました。
ですが「A」では同じEPSでも少し違うのです。
「A」では「年間のEPS」についてです。
ズバリその内容は、
年間EPSが過去3年連続で増加している銘柄を選ぶこと
です。
ここのポイントは「3年連続」です。
もし2年目に失速して、3年目に復活してもダメなんです。

右肩上がり縛りですね
この年間のEPSを見る理由は大きな流れを見るためです。
大化け成長株は年々業績が成長する必要があります。
Cの四半期EPSは細かいですが、比較的短期間な軸でしか分析できません。
このAで大きな目線を持ち、ここ3年が連続的に成長軌道に乗っているのかどうかを判別します。
※EPSについて詳しい解説はこちらから↓

年間EPSは何%の増加が必要か

具体的に、年間EPSはどれくらい伸びてたらいいの?

鋭い質問だな謎のおっさん
年間EPSの3年連続上昇を具体的に数字でいうと、年ごとに25%〜50%以上と設定しています。
オニール統計の結果、大化け株の平均は36%だそうです。
毎年これ程の成長を見せる企業はそりゃ上がるわなとも思いますが。
見つけたら要チェックです!
それは売り上げの数字こそが、あらゆる利益の大元になる数字だからです。
売上高が順調に右肩上がりなら、ある程度は勝ち確というか、その後の利益追求はどうとでもなるのかなぁと思います。
逆に売上高がいまいち伸びてなければ、利益を出すために創意工夫を凝らさなければいけません。
なので、僕は年間売上高右肩上がりであることは最低条件にしています。

「C」で四半期の売り上げの言及はあります。
【オニールの成長株発掘法】Cについて解説!【CAN-SLIM】
ROEは最低○〇%の銘柄を選びなさい!
ROEとは、株主資本利益率のことです。
これでは「僕たちが投資したお金を企業側はどれだけ効率的に使えているか」ということがわかります。
数値が高ければ高いほど、投資金を効率よく利益に結びつけています。
大切なお金です、どうせ投資するなら、できるだけ上手に使って欲しいですよね。

税金もそうだぞ!もうマスクいらんから!
オニール推奨ではROEは最低17%としています。
特に優れた大化け株はROEが25〜50%にもなるようです。
「A」についてのまとめ
「A」について特に重要な項目は、
株を買うときは四半期のEPS上昇(C)と
過去3年連続で年間EPSが大きく増加(A)している銘柄を選ぶことが「CAN-SLIM」の絶対条件です。
CAN-SLIMは今後まだまだいろんな条件が設定されています。
でもまずは何よりもこの「2つのEPS」が重要なのです。

「C&Aの適合銘柄」見つけたらTwitterで教えてください~(他力本願)
CAN-SLIMの次なる章「N」はこちらから!

コメント