第15条「横切り船」赤は止まれは陸の話。赤が見えたら避航義務【海上衝突予防法】

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こんにちは!ブルです!

 

今日は

海上衝突予防法

第2章「航法」

第2節「互いに他の船舶の視野の内にある船舶の航法」にある

第15条「横切り船」

について勉強していきます。

 

海上衝突予防法

第1章 「総則」(第1~3条)

第2章 「航法」

・第1節 あらゆる視界の状態における船舶の航法(第4~10条)

・第2節 互いに他の船舶の視野の内にある船舶の航法(第11~18条)←ここ!

・第3節 視界制限状態における船舶の航法(第19条)

第3章 「灯火及び形象物」(第20条~31条)

第4章 「音響信号及び発光信号」(第32~37条)

第5章 「補足」(第38~42条)

 

第2節 互いに他の船舶の視野の内にある船舶の航法

第11条 適用船舶

第12条 帆船

第13条 追越し船

第14条 行会い船

第15条 横切り船←そしてここ!

第16条 避航船

第17条 保持船

第18条 各種船舶間の航法

 

横切り船の見合い関係は特に船舶のふくそう海域(船が多い海域)で多発します。

つまり、比較的狭い海域で、他の関係船もいることも考えられるということです。

常に変わりゆく状況の中で、的確な判断を下すことが求められます。

 

しかし、急にそんなことやれ!と言われても難しいですよね。

まずはここで1対1の横切り見合い関係を頭に叩き込みましょう。

「こうきたらこう動く」と体が勝手に動くまでイメージしてください。

 

それではいきましょう!!

 

横切り船の航法

第15条 2隻の動力船が互いに進路を横切る場合において衝突するおそれがあるときは、他の動力船を右げん側に見る動力船は、当該他の動力船の進路を避けなければならない。この場合において、他の動力船の進路を避けなければならない動力船は、やむを得ない場合を除き、当該他の動力船の船首方向を横切つてはならない。

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横切り船のシチュエーション

2隻の動力船が互いに進路を横切る場合・・・

これたまにわかりにくいっていう人がいるんですよね。

「互いに進路を横切る」が引っかかるみたいですが、そのままの意味です。

「船首方位がクロスしてる」っていみです。

というと極論だいたいの船が当てはまってしまうんですが。

 

とにかく!

船首線が交差しているシチュエーションですので!

 

ブル
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←(なにがわからないのかがわからない)

 

横切り船が適用されるには

ただ船首線が交差しているだけでは「横切り船」の見合い関係とはいえません。

・・・横切る場合において衝突するおそれがあるとき・・・

「衝突のおそれがある場合」とあります。

これでわかりましたね!

「このままいったらクロスするときにぶつかりそうな場合」

横切り船の見合い関係はこれだけのことだったのです。

 

横切り船の見合い関係は誰が避航するか

他の動力船を右げん側に見る動力船は、当該他の動力船の進路を避けなければならない。

他船を右舷側に見る船が相手の進路を避けなければいけません。

ブル
ブル

シンプルだね

右から来る船をどしどし避けていきましょう!

夜だったら紅灯(左舷灯)が見えたら自船が避航船かもしれないと注意することです。

 

避ける方法は基本的に3つあります。

・右転して先に行かせる

・減速して先に行かせる

・激左転からの一周して先に行かせる

です。

どれにせよ自船が避けて、相手を先に行かせてあげる義務があります。

 

避け方に禁止事項あり

この場合において、他の動力船の進路を避けなければならない動力船は、やむを得ない場合を除き、当該他の動力船の船首方向を横切つてはならない。

船乗りならば知ってて当然の基本中の基本です。

船首を横切られる側は、常に緊張状態で監視をしなければなりません。

これはでは「避けてもらった」という明確な理解を得られないこともあります。

 

よって船首を横切るのは避けたと言えません。

避けるというのは相手船の船尾側を横切ることです。

 

ブル
ブル

相手船のお尻に向けるんだ。

トモをかわるんだ。

 

ですからやむを得ない場合を除き、相手船の船尾側へ転針しましょう。

やむを得ない場合というのは、船首を横切らない以外の方法がない場合です。

そういった場合は仕方ないですが、その際は操船信号や警告信号などを活用すべきです。

 

横切り船が適用されない例外

2 前条第1項ただし書の規定は、前項に規定する2隻の動力船が互いに進路を横切る場合について準用する。

第14条「行会い船」と同じことが書いてあります。

この「横切り船」の航法も、

第9条「狭い水道等」

第10条「分離通行方式」

第18条「各種船舶間の航法」

の適用があればそっちを優先してくださいね。

 

「横切り船」は互いに他の船舶の視野の内にある動力船と動力船の話です。

 

まとめ

第15条「横切り船」の見合い関係の要点は、

「相手船を右側に見る船が避ける」です。

以上なんです。

 

横切り船では自船が避けなきゃいけない場合。

追越し船・行会い船と比べると、針路を大きく変えなければならない状況が生まれてきます。

ブル
ブル

(べつに避航船だから当たり前ですし、どうってことないんですが)

 

しかし!

新米の航海士にとってはピリピリする見合い関係かもしれません。

 

それはなぜか!

彼らは判断することが苦手なので、極力選択や決断をしない傾向にあります。

 

「コンパス方位が変わっているから・・・」とはいえ、

船首距離はどのくらいで通過しますか?

近いと感じていませんか?

 

避ける側のあなたが近いと感じているのなら、

避けられる方はもっと近いと感じているはずです。

 

避航船にもかかわらず避航動作をとらないのは3流の証ですよ!!

「衝突を避けるための動作」をもう一度おさらいしましょう。

第8条「衝突を避けるための動作」 余裕をもち、大きく、男らしく、寛大に【海上衝突予防法】
海技士、航海士をめざす上で避けては通れない海技試験。この法規の分野でまず一番最初に覚えるべき基本が「海上衝突予防法」です。今回は海上衝突予防法の第2章「航法」のなかから第8条「衝突を避けるための動作」について解説。みなさんの筆記試験、口述試験の突破を祈ります!

今日はここまで!!!

ブル
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