第2節「互いに他の船舶の視野の内にある船舶の航法」まとめ【海上衝突予防法】

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ブル
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こんにちは!ブルです!

 

今日は

海上衝突予防法

第2章「航法」

第2節「互いに他の船舶の視野の内にある船舶の航法」

まとめていきたいと思います!

 

海上衝突予防法

第1章 「総則」(第1~3条)

第2章 「航法」

・第1節 あらゆる視界の状態における船舶の航法(第4~10条)

・第2節 互いに他の船舶の視野の内にある船舶の航法(第11~18条)←ここ!

・第3節 視界制限状態における船舶の航法(第19条)

第3章 「灯火及び形象物」(第20条~31条)

第4章 「音響信号及び発光信号」(第32~37条)

第5章 「補足」(第38~42条)

「第2節 互いに他の船舶の視野の内にある船舶の航法」

あらゆる視界の状態における船舶の航法に加えて、

互いに見え合っているときの話です。

よって、第1節で航法の基本、本質の部分をしっかり押さえたうえでの話となります。

第1節「あらゆる視界の状態における船舶の航法」まとめ【海上衝突予防法】
海技士、航海士をめざす上で避けては通れない海技試験。法規の分野でまず一番最初に覚えるべき基本が「海上衝突予防法」です。今回は海上衝突予防法の第2章「航法」より。第1節「あらゆる視界の状態における船舶の航法」をまとめてみた!です。みなさんの筆記試験、口述試験の突破を祈ります!

 

第2節 互いに他の船舶の視野の内にある船舶の航法

ブル夫人
ブル夫人

さぁ頑張ってね!

第11条 適用船舶

 

まず、この節の規定がどの状態の船舶に適用されるのか。

を知っておかないといけません。

みなさんは3つの節の違いはもう大丈夫ですね!

この3つの節は視界の状態により分けられています。(詳しくは↓)

第2章「航法」3つの節の落とし穴に注意【海上衝突予防法】
海技士、航海士をめざす上で避けては通れない海技試験。この法規の分野でまず一番最初に覚えるべき基本が「海上衝突予防法」です。今回は海上衝突予防法の第2章「航法」について解説。みなさんの筆記試験、口述試験の突破を祈ります!

第1節は「あらゆる視界」だったのに対し、本節は「互いに他の船舶の視野の内にある」状態の船舶に適用されます。

「互いに他の船舶の視野の内」ってどういうこと?

と思った方は第1章「総則」に戻ってください。

定義として書かれています。

 

第12条 帆船

この条は「2隻の帆船が互いに接近し、衝突するおそれがある場合」に発動されます。

いやいいや、いまどきそんなシチュエーションある?

なんてこと言わずに見ていってください。

 

結論から言うと、

風を受ける舷が「同じで左舷、違くて風上、不明で左舷」の帆船が避航

します。

帆船の航法、ぶっちゃけこれだけです。

帆船の航法はイージーですね!

 

詳しくはこちら↓

第12条「帆船」麦わらの一味・航海士ナミも覚えた帆船の航法【海上衝突予防法】
海技士、航海士をめざす上で避けては通れない海技試験。法規の分野でまず一番最初に覚えるべき基本が「海上衝突予防法」です。今回は海上衝突予防法の第2章「航法」のから第12条「帆船」を解説。帆船乗るつもりなくても、3つしかないんで覚えられます。みなさんの筆記試験、口述試験の突破を祈ります!

第13条 追越し船

ここからは実用的な見合い関係が続きます。

気合入れていきましょう!

追越し船は読んで字のごとく、「追い越す」船です。

この第13条「追越し船」の航法で、こうしろああしろと決まりがあるのは、後ろの船(追越す方)です。

その決まりとは、前の船を追い越すときは

①確実に追越すこと。

②十分遠ざかるまで、相手船の進路を横切ってはいけないこと。

が書かれています。

また、見合いの角度が絶妙で自船が「追越し船」か「横切り船」かどうかわからない場合は、追越し船と判断しなければいけません。

 

補則!
ここでは前の船(追い越される方)は具体的な決まりについて言及はありません。
代わりに第17条「保持船」に書いてあります。

詳しくはこちら↓

第13条「追越し船」追い越すんなら、ちゃんと追い越せ【海上衝突予防法】
海技士、航海士をめざす上で避けては通れない海技試験。法規の分野でまず一番最初に覚えるべき基本が「海上衝突予防法」です。今回は海上衝突予防法の第2章「航法」のから第13条「追越し船」を解説。追い越すときは、しっかりと追い越すのが鉄則です。みなさんの筆記試験、口述試験の突破を祈ります!

第14条 行会い船

いきなりですが質問です。

「追越し船」と「行会い船」は、まず関係船同士に大きく違う点があります、

わかりますか?

答えは、「船同士の向き」です。

「追越し船」は、同航船(同じ方向に進む船)ですから、相対速度が遅く、見合い関係の解消に時間がかかります。

しかしその代わりと言ってはなんですが、衝突の際の損傷はこの相対速度により比較的軽微です。

一方「行会い船」は、反航船(反対方向に進む船)同士ですから、相対速度が速く、接近までの時間が早いです。

そして衝突した場合は、甚大な被害となるでしょう。

ブル
ブル

車も正面衝突が一番えぐいよね

このことから、「行会い船」の航法では、見合い関係のあるどちらの船も避けること!となっています。

具体的には、

反航船同士が真向いかほとんど真向いで行き会い、衝突するおそれがあれば、左舷対左舷で変わるように、お互いに右転しなければならない

です。

詳しくはこちら↓

第13条「追越し船」追い越すんなら、ちゃんと追い越せ【海上衝突予防法】
海技士、航海士をめざす上で避けては通れない海技試験。法規の分野でまず一番最初に覚えるべき基本が「海上衝突予防法」です。今回は海上衝突予防法の第2章「航法」のから第13条「追越し船」を解説。追い越すときは、しっかりと追い越すのが鉄則です。みなさんの筆記試験、口述試験の突破を祈ります!

第15条 横切り船

横切り船の見合い関係が発生する海域というのは、そもそも船が多いところです。

そんな海域で追越し船や行会い船などに加え、この横切り船が発生します。

ここを難なく乗り越えるためには、この横切り船が重要だと思っています。

なぜなら横切り船は見合い関係が比較的はっきりしていて、いったん避航してしまえば互いに迷う余地がないからです。

多くの見合い関係が発生している中で、一つを確実につぶせるということは非常に大きいかと思います。

では横切り船の航法を具体的に言うと、

2隻の船の予定進路がクロスしていて、衝突のおそれがある場合、相手船を右舷側に見るほうが避けなければならない。このとき、船首を横切って避けるのは禁止する。

です。

相手船を右舷に見た船に避航義務があります。

そして避航の際は、相手船のおしりへ針路変更するのが一般的です。

詳しくはこちら↓

第15条「横切り船」赤は止まれは陸の話。赤が見えたら避航義務【海上衝突予防法】
海技士、航海士をめざす上で避けては通れない海技試験。法規の分野でまず一番最初に覚えるべき基本が「海上衝突予防法」です。今回は海上衝突予防法の第2章「航法」から第15条「横切り船」を解説。赤(左舷側)が見えたら避航義務と覚えましょう。みなさんの筆記試験、口述試験の突破を祈ります!

第16条 避航船

避航船とは何か。

その答えは、これまで散々出てきた「他の船舶の進路を避けなければならない船」のことです。

内容自体は簡単です。

避航船が守るべき義務もありきたりなことで、

①相手船から十分遠ざかるために

②できる限り早期に

③大幅に動作をとらなければならない

となっています。

 

このように特別に難しい話をしているわけでもない、この第16条。

なぜここにきてこのような基本的なことを言っているのか?

それは、すっっっごい重要だからです。

海の上にはこの「避航船」を勘違いした謎の連中が多々います。

避航船は避ける役割になっただけで、それ以上も以下も意味はありません!

この謎の連中について少し書いてます。参考にしてください。

詳しくはこちら↓

第16条「避航船」ただ避ける役割なだけ。そこに強弱も勝敗もない。【海上衝突予防法】
海技士、航海士をめざす上で避けては通れない海技試験。法規の分野でまず一番最初に覚えるべき基本が「海上衝突予防法」です。今回は海上衝突予防法の第2章「航法」から第16条「避航船」を解説。避航船は弱くも負けてもないです。避ける役割なだけ。意地張る必要はありません。みなさんの筆記試験、口述試験の突破を祈ります!

第17条 保持船

避航船は相手船を避ける役目の船でした。

上の記事を読んだ方はわかると思いますが、そこに優劣や強弱などの意味合いは全くありません。

そして今回の「保持船」は相手船に避けてもらう役目の船となります。

同様にそれ以外の意味はありません。

ただ避けてもらう役目なだけです。

 

保持船だから避けなくていいんだ!という考えはここで捨てていってください!

そうしないと本条の第2項・第3項で「保持船なのに相手を避ける」というシチュエーションに出会ったとき太刀打ちできず、衝突してしまします。

では保持船はどんな船か、具体的にいうと

保持船はその針路・速力を保持しなければならない。

です。

ブル
ブル

保持船は避けなくていいなんて、一言も書いてませんよね?

※第2・3項では保持船が避けるパターンが紹介されています。

 

詳しくはこちら↓

第17条「保持船」避けなくていいという意識ではない【海上衝突予防法】
海技士、航海士をめざす上で避けては通れない海技試験。法規の分野でまず一番最初に覚えるべき基本が「海上衝突予防法」です。今回は海上衝突予防法の第2章「航法」から第17条「保持船」を解説。保持船は避けなくていいんじゃなくて、進路速力を保持する義務があります。みなさんの筆記試験、口述試験の突破を祈ります!

 

第18条 各種船舶間の航法

これまでの横切り船やら行会い船やらは見合いの状態(相手船がどこにいて、どっち向いてるか)に関係して、決まる航法でしたね。

今回の「各種船舶間の航法」はその見合い関係は関係ありません!

見合いがどんな状態かどうかは、一旦横に置いておいてください。

この条ではそれよりも、「相手船がどんな船か」による航法です。

2隻の船の操縦性能が対等ではない場合、より自由の利く船が、より自由の利かない船に進路を譲るのです。

ブル
ブル

優先座席のような優しさ

具体的に書くと長くなってしますのでここでは割愛します。

が!ここまでやってきた方なら見たことがあるかと思います。

第9条「狭い水道等」

第10条「分離通航方式」

でも共通の話が出てきていますね。

「帆船は漁ろうに従事する船を避ける」とかそういう類の話です。

詳しくはこちら↓

第18条「各種船舶間の航法」弱き者へ譲る優しさ。それが船乗り【海上衝突予防法】
海技士、航海士をめざす上で避けては通れない海技試験。法規の分野でまず一番最初に覚えるべき基本が「海上衝突予防法」です。今回は海上衝突予防法の第2章「航法」から第18条「各種船舶間の航法」を解説。特殊な状況こそ万が一のために覚えておくべし!みなさんの筆記試験、口述試験の突破を祈ります!

まとめ

 

ということで!

これにて航法第2節「完」でございます!

第1節「あらゆる視界の状態~」に加えて、

「互いに他の船舶の視界の内にある」場合はこの第2節の規定も守りましょう!

視界制限状態ではない場合は、ずっと適用されるということです。

つまり、平時の基本中の基本の航法です。

穴があくまで何度も読み、体に染み込ませましょう!!

ブル
ブル

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