第21条「定義」 第22条「灯火の視認距離」灯火の色・範囲・特性・視認距離【海上衝突予防法】

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こんにちは!ブルです!

 

今日は

海上衝突予防法

第3章「灯火及び形象物」

第21条「定義」

第22条「灯火の視認距離」

について勉強していきます。

 

海上衝突予防法

第1章 「総則」(第1~3条)

第2章 「航法」

・第1節 あらゆる視界の状態における船舶の航法(第4~10条

・第2節 互いに他の船舶の視野の内にある船舶の航法(第11~18条)

・第3節 視界制限状態における船舶の航法(第19条)

第3章 「灯火及び形象物」(第20条~31条)←ここ!

第4章 「音響信号及び発光信号」(第32~37条)

第5章 「補足」(第38~42条)

 

第3章 灯火及び形象物

第20条 通則

第21条 定義←ここ!

第22条 灯火の視認距離←ここ!

第23条 航行中の動力船

第24条 航行中のえい航船等

第25条 航行中の帆船等

第26条 漁ろうに従事している船舶

第27条 運転不自由船及び操縦性能制限船

第28条 喫水制限船

第29条 水先船

第30条 びょう泊中の船舶及び乗り揚げている船舶

第31条 水上航空機等

 

第21条「定義」最小単位の各灯を定義

 

第20条「通則」では、法定灯火以外はヤメテ!ということでした。

 

ではまず、その法定灯火ってなに?

ということになるんですけど。

 

法定灯火というのは光る灯のことではなく、灯の組み合わせのことです。

 

この法定灯火(灯の組み合わせ)を知るにあたって、まずその灯単体の特性を知る必要があります。

 

特性がある灯の組み合わせが「法定灯火」ということです。

 

ここではまず、法定灯火になる前の最小単位・単体の「灯」の特性・定義を解説します。

 

ブル
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まぁ要するに電球です

 

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マスト灯の定義

第21条 この法律において「マスト灯」とは、225度にわたる水平の弧を照らす白灯であって、その射光が正船首方向から各げん正横後22度30分までの間を照らすように船舶の中心線上に装置されるものをいう。

マスト灯は船首側を全部で225°の弧を照らす白灯です。

左右の正横後ろ22.5°まで照らすように作られています。

 

とはいえ、これは絵で見た方が早いかと思います。

これはマスト灯を上から見た図です。

・黄色いところが照らされる範囲。

・黒いところが暗い範囲。

全部で225°、正横後ろ22.5°までということが分かったでしょうか?

 

ブル
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22.5°は90°の半分の半分!

 

 

舷灯の定義

2 この法律において「げん灯」とは、それぞれ112度30分にわたる水平の弧を照らす紅灯及び緑灯の一対であって、紅灯にあってはその射光が正船首方向から左げん正横後22度30分までの間を照らすように左げん側に装置される灯火をいい、緑灯にあってはその射光が正船首方向から右げん正横後22度30分までの間を照らすように右げん側に装置される灯火をいう。

舷灯は全部で112.5°の弧を照らす紅灯及び緑灯です。

左右の正横後ろ22.5°まで照らすように作られています。

 

左舷側が紅灯右舷側が緑灯です。

これは世界全国共通です。

ブル
ブル

紅灯を「あか灯」緑灯は「あお灯」というよ

 

とはいえ、これも絵で見た方が早いです。

これは舷灯を上から見た図です。

・緑のところが右舷側の照らされる範囲。

・赤いところが左舷側の照らされる範囲。

・黒いところが暗い範囲。

・赤と緑、2つで舷灯1対という。

(正面から正横まで90°)+(正横後ろ22.5°まで)

=(各色の範囲は112.5°)となります。

 

ブル
ブル

絵が下手ですいません!

 

 

両色灯の定義

3 この法律において「両色灯」とは、紅色及び緑色の部分からなる灯火であって、その紅色及び緑色の部分がそれぞれげん灯の紅灯及び緑灯と同一の特性を有することとなるように船舶の中心線上に装置されるものをいう。

こんなのです。

 

左側が赤!

右側が緑!

はっきりしていますね。

 

船尾灯の定義

4 この法律において「船尾灯」とは、135度にわたる水平の弧を照らす白灯であって、その射光が正船尾方向から各げん67度30分までの間を照らすように装置されるものをいう。

船尾灯は船体後方を全部で135°の弧を照らす白灯です。

 

とはいえ、これも絵で見た方が早いです。

これは船尾灯を上から見た図です。

・黄色いところが照らされる範囲。

・黒いところが暗い範囲。

射光範囲が135°までということが分かったでしょうか?

 

 

ブル
ブル

135÷2=67.5°です。

 

引き船灯の定義

5 この法律において「引き船灯」とは、船尾灯と同一の特性を有する黄灯をいう。

引き船灯は上記の船尾灯と全く同じ特性を持った黄灯のことをいいます。

よく読んでください!

色が違います!

引き船灯は黄色です。

 

全周灯の定義

6 この法律において「全周灯」とは、360度にわたる水平の弧を照らす灯火をいう。

全周灯とは360°どの方位から見ても光ってる灯です。

色は任意です。

ブル
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もはやただの電球

 

せん光灯の定義

7 この法律において「せん光灯」とは、一定の間隔で毎分120回以上のせん光を発する全周灯をいう。

せん光灯とは全周灯でありながら、光り方がチカチカとしているものです。

具体的には1分間に120回以上チカチカする全周灯をせん光灯といいます。

ブル
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これが暗い海ではすごく目立ちます!

 

第22条「灯火の視認距離」

 

上の説明で各灯がどんな特性を持っているのか分かったと思います。

それぞれに射光範囲、色、方位などに違いがありましたね。

 

次は範囲ではなく距離に注目してみましょう。

各灯にはどれくらい遠くの距離まで光が見えるべきかが決められています。

 

しかも、この距離は特性とは違い、船の長さによって変わるのです。

 

具体的には以下の通りです。

第22条 次の表の上欄に掲げる船舶その他の物件が表示する灯火は、同表中欄に掲げる灯火の種類ごとに、同表下欄に掲げる距離以上の視認距離を得るのに必要な国土交通省令で定める光度を有するものでなければならない。

 

マスト灯が一番遠い視認距離が必要なようですね。

ほぼマスト灯しか違いがありません。

まぁこれに関しては覚えるしかないです。

ブル
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全部この表に書いてある通り!

 

まとめ

第21条「定義」

第21条「定義」の要点をまとめます。

①「マスト灯」は船首方向225°の白灯

②「左舷灯」は正面から左112.5°の紅灯
「右舷灯」は正面から右112.5°の緑灯

③「両色灯」は左赤右緑の全周

④「船尾灯」は船尾方向135°の白灯

⑤「引き船灯」は船尾灯の黄色バージョン

⑥「全周灯」は360°の灯火

⑦「閃光等」は120回/分のチカチカ

です。

 

それぞれの灯火の

色は何色か?
光が見える範囲はどこからどこまでか?
(見えない範囲は?)
光り方は?

を覚えましょう。

 

これらの種類の灯火を使って、いろいろな組み合わせ(パターン)を作ります。

それが第20条から言っている「法定灯火」ということになるのです。

 

第22条「灯火の視認距離」

第22条「灯火の視認距離」についてまとめます。

・~12mで2・1・2・2・2

・12~20mで3・2・2・2・2

・20~50mで5・2・2・2・2

・50m~で6・3・3・3・3

です。

ざっくりな表ですけど、こんなもんです。

最低でもこの視認距離がないと「法定灯火」には使えませんのでご注意を!

灯火の性質的なものはここまでです。

次回から実際に法定灯火のパターンに入っていきます!

ブル
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誰か絵上手な人、描いてくれんかな・・?

 

今日はここまで!!

ブル
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